高血圧と狭心症の関係

高血圧と狭心症の関係はとても深く、リスクを高める要因とも言われています。
高血圧で血管に負担がかかっている状態が長期間続くことで、血管の壁が傷つき、その壁の中にコレステロールが溜まっていき動脈硬化がおこりやすくなります。動脈硬化は血管の幅を狭め、血液の流れを悪くします。そのため心臓の筋肉に十分な栄養や酸素がいきわたらなくなり、激しい胸痛や圧迫感などの狭心症の症状がでるようになります。
血圧を下げるためにアダラートが処方されることがありますが、アダラート 舌下投与は急激に血圧を下げてしまうため危険であると判断され、現在では内服が一般的な投与方法となっています。
狭心症の胸痛に対してニトログリセリンが有効な薬品でしたが、近年ではニトログリセリンの効果が薄い微小血管狭心症の存在が確認されています。
心臓の筋肉の中にある0.3mm以下の細い血管が痙攣を起こしているもので、症状も胸部の圧迫感や痛みなど一般的な狭心症と変わりありません。しかし、一般的な狭心症よりも症状のあらわれる時間が長く、人によっては半日以上続くこともあります。直接命に関わるわけではありませんが心電図検査や心臓カテーテル検査を行っても異常が見つかりにくいため、診断が難しい病気となっています。
ニトログリセリンは細い血管を拡張しないため、微小血管狭心症にはあまり効果がありません。血管拡張剤の中でもカルシウム拮抗薬が効果的であるとされています。これらの薬には細い血管を拡張する作用があるため、微小血管狭心症に有効であると認められています。心身の過労や不眠、寒冷などが発症のリスクを高めているとされており、日常生活で気をつける必要があります。

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