風のささやき

雪原にくねりくねりて農水路

秋田からの帰り道
電車は雪原の中を通っていました

夏の間は青々とした稲が実る田圃も
雪の下に眠り
誰も踏み入ることが無いので
足跡も無い雪原が広がります

途中ところどころで
その雪原に黒い筋が入っている場所がありました
うねうねと曲がりくねって
最初は何だろうかと思ってたのですが
水の流れている農水路のようでした

そこだけが雪が留まれずに
流れて行き雪原の中の黒い蛇のようでした

不思議な光景を見た気がして
走り過ぎようとする雪原を見送りました

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