風のささやき

太陽の汚れ

また地面へさらされる僕の影
太陽の汚れ

べったりと地面に張りついて
嗚咽の涙に濡れることはない
歯ぎしりの白い歯を見せることもない
黒いのっぺらぼうは
羞恥心で一杯の顔を写し取ることもなく

夏の太陽が頭上に燃えている
黒い炎のような影は
焦げた匂いがする

僕の骨は諦めの悪い木炭だ
いつまでも燃えきらずに燻っている

どうすれば白い灰に
燃え尽きることができるだろう

いつの間にか影の中には
一匹の毛虫

生きることに
身動きの取れなくなった僕の

真っ黒な影を横切ってゆく

自分が、大地を汚すもののようで。Last Updated 2026/08

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